取得済み調査データ(第1回調査および第2回調査)の自由回答項目について分析・論文執筆を行う共同研究者の公募
日本看護科学学会では、「新型コロナウイルス感染症による日本看護科学学会(JANS)会員の研究活動への影響と学会に求める支援に関する調査(第1回調査および第2回調査)」で得られたデータについて、分析および論文執筆を行う共同研究者を募集します。
【背景】
日本看護科学学会・COVID-19看護研究等対策委員会では、COVID-19がJANS会員の研究活動に及ぼしている影響および会員が研究を行うために必要な体制や支援を検討することを目的に、これまで「新型コロナウイルス感染症による日本看護科学学会(JANS)会員の研究活動への影響と学会に求める支援に関する調査」を2回にわたって実施して参りました。第1回調査は2020年7月1日から8月10日(参加会員数:1,532名)に、第2回調査は2022年3月1日から3月31日(参加会員数:899名)に実施されています。
※本調査の概要・結果速報、1回目調査のデータを用いた共同研究の成果(論文)については、当委員会のWEBページ(https://www.jans.or.jp/modules/committee/index.php?content_id=81)よりご覧いただけます。
この度、第1回目の調査と同様に、このデータを用いた分析から論文執筆までを主体的に実施する研究者を公募し、共同研究とすることにいたしました。今回の共同研究では、本調査で得られたデータのうち、自由回答項目(質的データ)の分析を希望される方を募集します。
- 主たる分析は自由回答項目(質的データ)を用いたものとしますが、研究設問に応じて自由回答項目以外の項目(量的データ)を組み合わせて分析して頂いても構いません。
- 第1回と第2回の両方にご回答された方のデータの結合が可能です。
- 量的データのみを扱う予定の二次データ分析については別途通知いたします。
【応募資格と条件】
- JANS会員であること。 ※入会予定の場合は、入会申し込みを行った上で、2022年12月2日に開催予定の理事会で承認されたもの。
- これまでに筆頭著者として発表した査読付き論文を1件以上有するもの。
※研究チームを構成する場合、応募者以外の研究者はこの限りではありません。
【公募内容】
COVID-19看護研究等対策委員会のメンバーとの共同研究として、自由回答項目(質的データ)の分析を主とする論文の執筆を行う研究者(3~4名または3~4研究グループ)を募集します。
- 主たる分析は自由回答項目(質的データ)を用いたものとしますが、研究設問に応じて自由回答項目以外の項目(量的データ)を組み合わせて分析頂いても構いません。
- 第1回と第2回の両方にご回答された方のデータの結合が可能です。
- 量的データのみを扱う予定の二次データ分析については別途通知いたします。
【応募方法】
- ページ下の応募オンラインフォームより受け付けます。
- 下記指定の申請書様式をダウンロードいただき、ご入力の上、オンラインフォーム上にアップロードしてください。
なお、ファイル名にはお名前を追加してください。
【応募締切】
2022年11月21日(月曜)12時
【選考結果の公表】
2022年12月下旬に本人宛にメールで通知
【留意事項】
- COVID-19看護研究等対策委員会のメンバーは、https://www.jans.or.jp/modules/about/index.php?content_id=28#covid-19 からご確認頂けます。
- COVID-19看護研究等対策委員会のメンバーのうち、国際医学雑誌編集者委員会(ICMJE)が定める著者資格基準(http://www.icmje.org/recommendations/browse/roles-and-responsibilities/defining-the-role-of-authors-and-contributors.html)を満たす貢献をした委員については、共著者として含めて頂きます(注:委員であっても、実質的な貢献のない者を著者に含めること[ギフト・オーサーシップ]は認められません)。
- 英文校正費、投稿費、掲載費などの論文化にかかる資金的な支援は行わない予定です。
- 採択された場合は、宮崎大学の倫理委員会で承認された研究計画書の共同研究者リストにお名前を追加させて頂きます。宮崎大学において他機関も含めた中央一括審査となるため、応募者の所属機関から宮崎大学への一括審査の依頼が可能であることを事前にご確認ください。
- 採択者には、匿名化されたデータをパスワードロックつきのファイルにて共有します。分析に用いるパソコンは、アンチウイルスソフトをインストールした上で、1週間に1度以上はウイルス定義とOSをアップデートして頂きます。
- 原則として応募者が筆頭著者として、データを受け取った日から1年以内に論文を投稿して頂きます。
- 選考にあたって、分析計画の独自性・発展性、論文化を含めた実現可能性を主に評価します。
- 先行結果の理由についてのお問合せには応じられません。
- 提出された申請書等の書類は返却いたしません。
- 申請書に含まれる個人情報については責任をもって管理し、選考以外の目的に使用することはありません。
- 研究進捗について定期的に「COVID-19看護研究等対策委員会」に報告していただきます。
<応募書類に記載する>
基本情報:
- 氏名
- 年齢(2022年11月2日 時点)
- 学士号以上の取得学位(学位名、取得年)
- 所属機関名、職名
- 所属機関連絡先
- メールアドレス
- 専門領域・キーワード
- 共同研究者(研究チームを構成する場合)(名前・所属・職名・チーム内での役割)
その他:
- 研究業績(査読付き論文のみ)(本応募に直接関わる業績については、冒頭に〇を付すこと。)
- 分析の視点・分析計画(分析にあたって自由回答項目以外に必要な項目(量的データ)がある場合は、その説明を含めること)
- 分析計画の独自性・発展性、論文化を含めた実現可能性(これまでの実績や利用可能な分析・解析ソフト、研究チームの構成など)について