平成27年10月7日
公益社団法人 日本看護科学学会
理事長 萱間 真美
第34回日本看護科学学会学術集会において、演題発表後にその登録者より、「演題は以前の職場のものであるが、以前の職場の許可が得られていない」との理由で演題取り下げの申請がなされました。
この件に関し理事会において慎重に審議を重ねた結果、演題者に対する以下の対応と会員全般に対する再発予防策の喚起を行うことといたしました。
記
1.演題発表者への対応について
1)当該演題は既に講演集に掲載されていたため、第34回学術集会HP上の「取下げ一覧リスト」に掲載した。
2)医学中央雑誌刊行会のデータベースから削除した。
1.今後の再発予防対策(理事会承認 2015年9月20日)
1)研究成果の公表にあたっては、研究倫理審査委員会等の承認後であっても研究に関連する事項の変更(所属の異動、共同研究者の入れ替え等)で、研究者としての倫理に抵触する等の指摘を受けることのないよう細心の注意を払う必要がある。
2)会員は、研究不正防止に関するe-learningセミナー等を積極的に受講する。(公的機関が提供している代表的プログラムなどを今後ホームページ上で案内する)
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公益社団法人 日本看護科学学会事務局