1.論文作成について
Q:付録の扱いについて教えてください。
A:付録は図表同様、本文中に引用して挿入位置を示してください。採択となった際は、論文の書誌情報の一つとして、付録へのリンクが掲載される形となり、論文PDFには含めません。
付録付き論文の一例を示します(下記、URL内電子付録の箇所をご覧ください)。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jans/43/0/43_43520/_article/-char/ja
付録はPDFで提出してください。付録は組版されませんので、提出いただいたPDFがそのまま公開されます。
Q:投稿中の論文の一部を他の学術集会で発表してもよいでしょうか。
A:「学会誌への投稿論文」と「学術集会の発表」は内容が同じでも扱いが異なるとの考えに基づき、特段の問題はなく、手続きも不要です。
投稿論文の付記に「~学会へ発表予定」と記載し、学術集会の発表に際しては「日本看護科学会誌に投稿中」と入れていただくことも一案です。
Q:本文中、図表の挿入位置はどのように示すのでしょうか。
A:明確な決まりはありませんが、Wordの「テキストボックス」を用いての提出が多いようです。
Q:本文の文字数はどのようにカウントしているのでしょうか。
A:編集事務局ではWordファイルにて、「文字数(スペース含めない)」でカウントしています。
Q:本文に下線を引いてもよいでしょうか
A:本学会誌の査読では、改訂稿での修正箇所に下線を引いていただいております。改訂稿での修正箇所と混同するため、初稿での下線はご遠慮ください。
2.投稿システムからの投稿手続きについて
Q:学会に入会済ですが、投稿システムで検索してもアカウントが表示されません。
A:学会への入会と、投稿システムへの登録は、連動しておりません。
そのため、学会誌への投稿の際は、入会済の方でも投稿システムでアカウントを作成してください。
Q:パスワードを忘れてしまい、投稿システムにログインできません。
A:投稿システムのログイン画面でパスワードリセットをご利用ください。パスワードリセットのメールが来ない場合は、ドメインをホワイトリストに登録のうえ、再度お試しください。
メール内にワンタイムパスワードがありますので、そちらでログインをお願いします。
その他、オンライン投稿・査読システムの操作に関する技術的なサポートはこちらまでお願いいたします。
株式会社杏林舍(Thomson Reuters社 SCHOLARONEの国内代理店 )
(オンライン投稿・査読システムの操作に関する技術的なサポート)
Email:s1-support@kyorin.co.jp
電話:03-3910-4517
電話受付時間:平日9時から12時,13時から17時まで
3.e-form(COI、著作権譲渡同意書)について
Q:COI、著作権譲渡同意書はどのように申請するのでしょうか。
A:本学会誌ではe-formというシステムより提出いただきます。論文を編集事務局にて受け付け次第、筆頭著者、共著者全員にe-form提出の案内メールが送信されますので、メールの案内にしたがってご提出ください。
4.査読期間について
Q:査読を経て原稿の採否決定までは、だいたいどのくらいかかるのでしょうか。
A:投稿論文は何回か査読・修正を繰り返して掲載に至ります。最近では採否の決定までの期間の中央値は通常査読で120日程度、迅速査読で60日程度になっております。ただし、これは中央値ですから論文によってかなりの違いがあります。
Q:1回目の査読結果はどのくらい待てばよいのでしょうか。
A:最近では投稿から1回目の査読結果をお返しするまでの期間の中央値は通常投稿で30日程度、迅速査読で14日程度となっております。ただし、これは中央値ですから論文によってかなりの違いがあります。
Q:採択になってから掲載までどれくらいかかりますか。
A:掲載までの期間は明確にはお伝え出来かねますが、1月から12月末日までに採択になった論文は、翌年3月までに順次掲載されます。
5.査読結果について
Q:採択通知に「掲載不可だが再投稿を勧める」と記載されていました。これはどのような意味ですか?
A:扱いとしては不採択になります。本誌の修正論文提出までの期間は1か月です。編集委員が改訂稿作成には1か月を大幅に超える修正期間が必要と判断した場合は不採択といたします。ただし、テーマや研究方法は妥当であり、適切に修正されれば、採択が可能と考えられるものには、再投稿を促すためにこのような通知をしております。この通知は採択を保証するものではありません。
Q:「掲載不可だが再投稿を勧める」の場合、投稿システムからどのように投稿すればいいでしょうか。
A:新規論文としての投稿となりますが、システム上の設問「今回投稿する論文の内容にて、以前、日本看護科学会誌に投稿したことがあるかどうか(掲載不可判定後の再投稿など)」は「はい」としたうえで、その際の論文番号をご記入ください。
6.迅速査読について
Q:迅速査読はどのように申請すればよいですか。
A:投稿システム上で全ての論文に対して迅速査読を申請するかを尋ねますので、その際にご入力ください。
Q:迅速査読の申請をした場合に、迅速査読が認められなかった場合に投稿を取り下げることはできますか。
A:可能です。投稿時に迅速査読が認められなかった場合に投稿を取り下げるかをお尋ねしますので、その旨をご入力ください。
Q:すでに博士論文として申請・受理された論文の内容を迅速査読として投稿する場合には、いつの修了から対象になりますか?博士号取得後1年以内ですか?
A:博士号の取得日から2年を経過する日までに投稿されれば迅速査読の対象になります。
Q:迅速査読では30日以内に査読結果を通知するそうですが、いつから数えて30日ですか。
A:迅速査読を申請した投稿者の方には、編集委員会で必要書類を精査したのち、迅速査読論文として投稿を受理した旨の通知をお送りしますので、その時点からです。投稿の受理は原稿執筆要領などのチェック後になりますので、投稿が差し戻された場合には再度投稿した時点からになります。迅速査読は30日までの査読結果の通知を目標にしていますが、必ずしもそれを保証できないことをご承知おきください。
7.会員確認について
Q:筆頭著者が入会申請中の場合、投稿はできますか。
A:筆頭著者は本会会員である必要があります。入会申請中の場合でも、投稿システムより論文を投稿することは可能ですが、編集事務局にて受付し、査読へ進めるのは、入会完了後となりますこと、ご了承ください。
8.共著者非会員について
Q:掲載料がかかる(請求される)場合について教えてください。
A:筆頭者は会員である必要があり、共著者の場合、非会員でも投稿が可能です。 論文が採択された時点で「5,000円(税別)×非会員の共著者数」分の金額を納入いただきましてからの掲載となります。査読途中に取り下げをされた場合や判定が「掲載不可」となった場合のお支払いは不要ですが、採択後に論文を取り下げたいとなった場合も掲載料はお支払いいただくことになります。
Q:投稿時に非会員だった共著者が、その後に会員になったときの扱いはどうなりますか。
A:投稿時に非会員だった共著者が査読途中に会員となった場合は掲載料のお支払いは不要です。掲載料は投稿論文が採択された時点で、会員かどうかを精査し請求させていただきます。ただし、採択後に非会員の共著者が会員となった場合の返金はいたしません。なお、投稿時に非会員だった共著者が新規で入会いただく場合、会員となるには理事会の承認が必要となります。理事会の承認が得られ、会費をお振込みいただき次第会員となります。理事会の開催時期についてお伺いされたい場合は、学会事務所にお問合せください。
Q:投稿時に非会員だった共著者が、入会申請をしたが入会が認められなかった場合に共著者の取り下げはできますか。
A:できません。投稿論文の採択時に入会が認められていなかった場合には、掲載料が請求されます。
9.改訂稿作成について
Q:「査読コメントへの回答」はどのように作成すればいいでしょうか。
A:「手順 1: 査読コメントへの回答」での回答欄への直接入力、もしくは添付ファイルでの回答、どちらでも構いません。なお、著者名などの個人情報は省いていただきたくお願いいたします。
Q:本文や図表のファイルは回答欄に添付する必要はありますか?
A:「手順 1: 査読コメントへの回答」では本文および図表は添付しないようお願いします。「手順 3: ファイルアップロード」にて、修正後の本文、図表をアップロードしてください。
10.採択通知後について
Q:採択通知が届きました。この後の流れを教えてください。
A:編集事務局より最終原稿に関するメールが届きますので、案内に沿って最終原稿をご提出ください。また非会員の共著者がいる場合は、掲載料に関する案内メールもお送りいたします。
最終原稿データを印刷会社に入稿後、組版されたデータをお送りしますので、著者校正をお願いします。
11.その他
Q:科研費は最終原稿のどこに書けばいいでしょうか。
A:謝辞の項目にご記載ください。
Q:論文投稿後、所属先に変更があった場合はどうすればよいでしょうか。
A:基本的には研究時の所属先を記載いただいておりますので、変更があった場合、採択後の最終原稿にて、研究時の所属先に加える形で「現:○○大学」といった形で追加をお願いします。
なお、本会(マイページ)への登録と投稿システムは別物となりますため、所属先の変更がございましたら、本会会員マイページおよび投稿システムともに変更をお願いいたします。
Q:学会誌に掲載された自分の論文を、報告書等に転載することは可能でしょうか。
A:学会誌に掲載された論文の著作権は日本看護科学学会に譲渡されておりますので、転載許可を得る必要があります。本会事務所まで転載許可願をご提出ください。また、掲載する際には出典を明示してください。
Q:査読システムや投稿された論文等データのバックアップ体制はありますか。
A:査読システムは、世界で最も多く導入されているScholarOne Manuscriptsを採用しています。防犯、防火、防災対策に優れ、耐震設備と空調管理の行き届いたIDC(インターネットデータセンター)にサーバーが設置され、高速バックボーンで快適なサーバー環境で運用されています。投稿(アップロード)された論文原稿等のデータおよび査読や編集の過程で生じたデータのバックアップは、多重化、複数拠点でデータ保全されています。 また、万が一サーバーに障害が生じた場合に備え、サーバーのバックアップも取られています。
Q:掲載証明をいただくことは可能でしょうか。
A:氏名、受付番号、論文種類、題名に加え、「貴殿の論文を、日本看護科学会誌第 ~ 巻に掲載する予定であることを証明いたします。」との文言を記載した「掲載証明書」でしたら発行可能です。
編集事務局までご連絡ください。
Q:日本看護科学会誌に掲載された論文を英文雑誌に投稿すること(二次出版すること)はできますか?
A:優秀論文賞あるいは奨励賞を受賞した論文で、本会の英文誌編集委員会が選出した論文に限り、本会英文誌「Japan Journal of Nursing Science」への二次出版を許可する場合があります。