本委員会は、(1)看護学が関連する研究・教育・臨床における倫理的課題の整理および即時的対応、(2)研究者のモラル向上に向けた活動、 (3)看護学が関連する倫理的社会事象に対する情報収集・提供と学会としての対応案の検討、を目的に、看護研究における倫理審査体制に関する指針および看護学における臨床研究の指針の作成、米国の倫理審査体制の調査などに取り組んできた。今期は、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(2014年2月18日)の改正、「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(2014年8月26日)及び「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(2014年12月22日)の制定に伴い、研究者が研究活動においてどのように実行しているのかを調査する。さらに、社会で起きている倫理問題に対して即時的な対応を行い、学会としての見解を社会に向けて発信を継続すると共に、科学者の行動規範・不正行為に関する事項への対応や啓発等について検討する。
活動、調査結果、報告
2022年12月4日
SDGs×看護学・研究・倫理
第42回日本看護科学学会学術集会の交流集会において、看護倫理委員会では、SDGsが看護実践や研究における倫理的価値に組み込まれていることから、SDGsの目標達成に向けて看護学研究者の直面している課題を明らかにし、取り組み事例を紹介しました。
Patricia Davidson先生(Patricia Davidson, PhD, Med, RN, FAAN)(オーストラリア大Wollongong大学副総長兼学長、米国Johns Hopkins大学名誉学部長)の講演動画を共有します。
第42回日本看護科学学会学術集会 看護倫理検討委員会交流集会動画
2019年6月16日
日本学術会議「軍事的安全保障研究に関する声明」および日本看護系学会協議会の見解を受けて-日本看護科学学会の見解-
2017年5月18日
人を対象とする医学系研究に関する倫理指針が一部改正されました(2017年2月28日)
人を対象とする医学系研究に関する倫理指針一部改正
人を対象とする医学系研究に関する倫理指針新旧対照表
日本学術会議「軍事的安全保障研究に関する声明が発表されました(2017年3月24日)
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-s243.pdf
2016年11月
2016年9月
研究倫理に関する啓発活動の一環として、e-learningサイトを紹介しています
1) ICR臨床研究入門 https://www.icrweb.jp/
2) eLCoRE http://www.jsps.go.jp/j-kousei/rinri.html
いずれも個人登録が可能で、修了証を得ることができます。1)ICR臨床研究入門、多くのコースのうち「研究倫理審査委員会コース」に研究倫理に関する基礎知識が示されています。2)eLCoREは、科学の健全な発展のための研究者の責務として、研究活動不正防止が示されています。
2007年6月
2006年10月
2005年10月
看護学研究における倫理審査体制に関するガイドライン
(交流集会研修ワークショップの詳細を含む)(第7期委員会)