日本看護科学学会

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各種手続・助成金

募集要項:2)正会員(除く大学院生・ポストドクター)が研究を行うための指定課題研究助成 / Japan Academy of Nursing Science Research Grants for Designated Topics

更新日時:2024年4月5日

応募資格

助成金申請年度を含めて3年以上会費を納めている会員で、大学院生・ポストドクター以外の者

研究課題

毎年度提示する戦略的な学術研究であり、本学会が取り組むべき特定の研究課題を指定する。ただし、申請時に同じ研究課題で他の研究費を得ていないことを条件とする。
今回募集する研究課題は以下となる。(2024年度の研究)
研究課題「看護実践のエビデンスを創出する研究」
次のいずれかに該当する研究,もしくは研究課題に関連するその他の研究とする。

  • 看護のアウトカムを評価するための大規模コホート研究

  • 患者の価値観や経験を反映するアウトカム指標の開発

  • 社会の豊かさを可視化するアウトカム指標の開発

  • エビデンスを個別患者への看護に統合・適用・実装するための研究

  • 研究成果の社会的な実装や活用を推進する研究

  • 看護学の各領域の研究で共通して使用すべきアウトカム指標(コアアウトカムセット)の特定につながる研究

選考基準

  1. 研究課題の学術的重要性(意義、オリジナリティがある)
  2. 研究方法の妥当性(研究目的を達成するための研究方法等が具体的かつ適切である、研究経費が研究計画と整合性がとれたものとなっている)
  3. 関連する学問分野への貢献度(将来に発展の可能性がある)

採択の基準

応募資格を満たす者から募集期間内に寄せられた申請書について、「研究助成選考委員会」での選考後、理事会での審議により決定する。
なお、採択にあたりヒアリングを行う場合もある。
※審査に関する質問には応じられない。

募集期間

2023年8月25~2023年10月28日
※ オンラインフォームより申請すること。郵送、FAXは受け付けない。

助成の内容と申請条件、助成金額など

1)申請条件

①正会員(助成金申請年度を含めて3年以上会費を納めていること)で大学院生・ポストドクター以外
②本人が本助成の主任研究者
③本助成(正会員(除く大学院生・ポストドクター)が研究を行うための指定課題研究助成)への採用
 実績のない者
④本学会の他の助成金を申請中、採択中(注2)ではない者
⑤日本国内在住の者
注2:「採択中」とは当該年度および報告義務にある本学会学術集会での発表が終了するまでを含める。

2)助成金額

1件あたり100万円

3)申請手続き

オンラインフォームより期限内に申請する。
※会員マイページのID・パスワードによるログイン認証あり
また日本看護科学学会助成申請システム内で、助成申請用のマイページを取得いただきます。
以下の必要書類を準備してアップロードする。
・対象経費計算表

4)対象外となる場合

(1)他の学会や大学、組織等から充分な支援があり本助成を必要としない場合
(2)支援による効果が期待できない場合
(3)その他、助成することが適していないと判断される場合 等

応募に関する注意事項

  • 申請内容の各項目に入力不足のないよう注意すること。
  • 定められた文字数以内で、できるだけ具体的にわかりやすく記入する。
  • 〔対象経費〕には、今回の計画で使用する金額を記入する。金額の記入については積算の内訳(航空賃〇〇円×往復)など具体的に記入する。
    費目が不明な場合は空いている行に記入する。
  • 必要書類を揃えて応募すること。
  • 〔助成金申請額〕には、内容に当てはまる上限金額を記入する。必要金額が上限金額に満たない場合は必要金額を記入する。
  • 助成金額よりも対象経費合計が少ない場合は差額を返金いただきます。

助成期間

原則として当該事業期間(4月1日から翌3月31日)の間に実施される助成申請を対象とする。

応募から完了までの流れ

本事業のオンラインフォームより申請

研究助成選考委員会による審査および理事会承認

審査結果の通知(助成の採択または非採択)※2024年3月予定

助成金請求(請求書)の提出

助成金の振込(2024年4月以降)

計画の実施(2024年4月~2025年3月)

精算および完了報告書の提出

研究報告の実施

採択通知と助成金請求の手続きについて

助成金支給の対象者として採択された方には別途請求書をお送りします。
・助成対象者は、採択通知を受領後、すみやかに請求書を提出すること。
・審査の結果、申請額と助成額は一致しない場合もある。

報告義務について

  • 完了報告書をオンラインフォームより提出すること。(年度末間際に計画が実施される場合、数日のうちに精算していただくことがある。)
  • 助成完了(完了報告書の提出)の日から起算して原則2年以内に開催される日本看護科学学会学術集会の研究助成セッションにて、研究助成で得られた成果について口演で発表する。本助成制度により得た成果公表にあたっては、謝辞などにその旨を表示する。

完了報告書の記載について

  • 指定のオンラインフォームより完了報告書を提出する。
  • 〔助成金額〕は、今回日本看護科学学会から受けた金額を記入する。
  • 〔実施内容〕と〔成果〕は、できるだけ具体的にわかりやすく記入する。
  • 〔対象経費の使用状況(精算)〕は「内容」欄に各費目で使用した内容を領収書ごとに記入し、金額欄には各費目の支出合計金額を記入する。

※各領収書には番号を振りA4版用紙に貼りつけてオンラインにて提出する。
〔他団体からの助成(ある場合)〕は、今回の計画を行なうにあたり、学校や他団体、他機関等から助成を受けた場合に記入する。
※【応募に関する注意事項】にあるとおり助成金額よりも対象経費合計が少ない場合は差額を返金いただきますので、ご注意ください。

助成申請方法

下記会員マイページのID・パスワードでログインし、左側の会員メニュー「助成申請」より申請フォームにお進みください。
日本看護科学学会助成申請システムでは、助成申請のために、初回マイページの取得が必要になります。

会員マイページはこちら

会員マイページのID・パスワードでログインの上、申請フォームにお進みください。
ID・パスワードをお忘れの方はこちらから

<ご注意>
会員マイページを通りませんと申請フォームに遷移しませんので、ご注意ください。

助成の取り消しについて

助成対象者が次の項目に1つでも該当する場合、日本看護科学学会は、助成金の全額もしくは一部を返還させることがある。

  • 経理状況が極めて不良と認めたもの。
  • 経理上不都合ありと認めたもの。
  • 助成決定後計画を一部休止または廃止したもの。
  • 助成金を指定された計画以外に使用したとき。
  • 事実と相違した申請または使途報告を行ったとき。
  • その他、日本看護科学学会が不適当と認めた場合。

この件に関するお問合せ先

公益社団法人 日本看護科学学会
〒101-0041
東京都千代田区神田須田町一丁目5番地14 ディアマントビル6階
Tel:03-3525-8428 e-mail:office@jans.or.jp

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