さて、去る11月社員総会に於いて以下①②の変更提案を行い、会員資格基準の変更が承認され、同日施行となりましたことをご報告申し上げます。
会員資格基準（2025年11月30日一部改正、同日より施行）
https://www.jans.or.jp/information/by-laws/membership/

① 実践者および看護学以外の分野からの入会を促進するために必要な「業績」の条件に関する変更

【内容】第2条の正会員の選考基準に「(4) 看護分野における研究、活動、教育に関心のある者」が加わりました。
また、第5条の入会に必要な基準の条件として、研究業績を必須としない「（4）正会員の紹介がある」が加わりました。
今回の変更により、入会の基準がより幅広く、多くの方にとって利用しやすいものとなりました。看護の実践者の皆様、看護学以外の分野でご活躍の方々にも、ぜひ広くご周知いただきますようお願い申し上げます。

② 学生会員が利用できるサービスを拡大するため、学生会員の基準およびサービスの範囲に関する変更

【内容】第3条の学生会員の条件を「(1) 看護基礎教育課程に所属している学生」としました。これにより大学院生は学生会員の対象外となりますが、改正前に入会された学生会員については、学生証明書等に記載された有効期限まで従来通り会員資格が継続されます。
さらに、2026年からは学生会員の皆様にも和文誌投稿や演題発表、助成への応募が可能となり、これまで以上に活動の幅が広がり(※)、学術的な挑戦や研究成果を発表する機会が増えることになります。

和文誌迅速査読、英文誌 fast track review、選挙権、エリアコーディネーター資格、委員会委員は学生会員のサービス対象外です。

＜会員サービス＞
https://www.jans.or.jp/procedure/membership-application/admission/
学会として、看護基礎教育課程に在籍する学生の皆さまが学会活動を通じて、新しい挑戦を重ね、次世代の看護を担う力を育めるよう支援します。

公益社団法人日本看護科学学会
総務委員会　委員長
黒河内仙奈